真・忘年会

2018年も残すところ、あと数日となりました。

この1年、大変なことも楽しいこともいろいろあったけれど、ぱーっと呑んでぱーっと忘れよう。
...ということで、忘年会のシーズンです。そこここで忘年会が催されています。

ぼくもご多分に漏れず、忘年会ラッシュの日日を送ったりしているけれど、結局、年末を口実にした飲み会でしかなくて、肝心の「忘年」はほとんどできていないのです。

12月の最後の金曜日を終えた翌日の土曜日に、例年「アトリエ大掃除」というイベントがあります。
1年間描かせてもらったアトリエを、スタッフ3名で隅々まで掃除してこの1年を終えるのですが、その後に琵琶湖東の小さな民宿に出かけて1泊します。
アトリエスタッフ3名で鴨鍋をいただきながら、1年を振り返るという企画を続けています。もう10年くらいになるかなあ。

本当の本当に、これがこの1年最後の「忘年会」で、まさに毎年をしんみり、じっくりと振り返るイベントになりました。

民宿に到着すると、すぐに日本酒をあけて、ちびちびと飲みながら、30分程時間をかけてそれぞれ、この1年で最も印象に残った美術、食事、本、映画等のベスト10を選出して、その後の鴨鍋の席で発表し合うのです。

雪の降る静かな年末の琵琶湖畔。

湖畔でカモメがないています。

そんな静寂の中、しんみりと1年を振り返る。そして新しい1年を想う。

アトリエメンバーにとってのとてもとても大切な、至福の時間なのです。

いつのころからか、この企画を僕らは「真・忘年会」と呼ぶようになりました。

今年も1年、いろいろありました。今年のベスト10は何かなぁ~?


今日も読んでくれてどうもありがとうございます。
真・忘年会で発表したベスト10を包含した恒例の「もやテン」は大晦日のブログで公開します。□