★個性

 

「忘年会の司会を頼む」と言われて、

 

なんでまた僕なんだ。

別の人にやってもらったらいい。

なんて思ったりすることがある。

 

忘年会の司会に限らず、

あまりやりたくないことなのに、

あれやって。これやって。と

頼まれる機会ってのがよくある。

 

頼まれたときは、

厄介ごとを押し付けられたような気持になって、

イライラしたりすることがあるけど、

冷静に考えてみると、

これって「世の中から求められている」のです。

 

自分の「個性」って他人が決めるもの。

他人こそが、自分のいいところ、優れたところ、おもしろいところに気づける。

誰かから「これやって」と言われるのは、個性の評価。だから素直に応えたらいい。

 

以前、林修先生が自分の著書について、

出版社は、

自分が書きたいと思っていることを

書かせてくれたことがない。

いつも書きたくもないことを指示されて書いている。

だけど、それがベストセラーになったりしている。

ある日、どうしても自分が書きたい本があるからと、

押し切って書かせてもらったら、全く売れなかったと。

 

この人は何ができる人か。

何をしてくれる人か。は、

他人が決めるんですね。

 

だからこそ、

「これやって。」と言われたとき、

「なんで俺が。」じゃなくて、

「俺、モテてる!」

「俺、期待されてる!」と思うのが良いのでしょう。

「俺の強みはそこなのか」と受け入れる。

逆に、全ての仕事が他人のところに行っちゃって、

自分に何も来なかったら寂しいしね。

 

それが個性なんでしょうね。□