「忘年会の司会を頼む」と言われて、
なんでまた僕なんだ。
別の人にやってもらったらいい。
なんて思ったりすることがある。
忘年会の司会に限らず、
あまりやりたくないことなのに、
あれやって。これやって。と
頼まれる機会ってのがよくある。
頼まれたときは、
厄介ごとを押し付けられたような気持になって、
イライラしたりすることがあるけど、
冷静に考えてみると、
これって「世の中から求められている」のです。
自分の「個性」って他人が決めるもの。
他人こそが、自分のいいところ、優れたところ、おもしろいところに気づける。
誰かから「これやって」と言われるのは、個性の評価。だから素直に応えたらいい。
以前、林修先生が自分の著書について、
出版社は、
自分が書きたいと思っていることを
書かせてくれたことがない。
いつも書きたくもないことを指示されて書いている。
だけど、それがベストセラーになったりしている。
ある日、どうしても自分が書きたい本があるからと、
押し切って書かせてもらったら、全く売れなかったと。
この人は何ができる人か。
何をしてくれる人か。は、
他人が決めるんですね。
だからこそ、
「これやって。」と言われたとき、
「なんで俺が。」じゃなくて、
「俺、モテてる!」
「俺、期待されてる!」と思うのが良いのでしょう。
「俺の強みはそこなのか」と受け入れる。
逆に、全ての仕事が他人のところに行っちゃって、
自分に何も来なかったら寂しいしね。
それが個性なんでしょうね。□