Intermission

テレビをつけるたびに朝青龍のことばかり騒ぎ立てている。
もういいかげんほっといてあげたら。と思う。
世の中ってほんと他人のことばかり騒ぎたがるのね...。



製作中の50号2枚はおおむね完成した。
ちょっと肩が軽くなった感じがする。


ここ最近はどうも体力がなく、夏バテ気味な感じだった。
暑さに耐えるだけでかなりの体力を消耗してしまう感じで、自宅に戻っても絵筆を握る気力がどうしても湧いてこない。
かといっておしりは決まっているから、歯を食いしばって雲一つでも描くようにしていたのだが、それだけでも心臓が止まるくらいへとへとになっていた。


そんな中、今日50号に決着をつけるにあたっての気力はここ最近でも相当大きかったと思う。
結局、暑さなどは全く関係がないのだと知る。
考え込んではいけない。とにかく手を動かしてみる。そうしたら勝手に火がついていつまでも描いていられる。
手を動かす前に考えてしまうと、次の一手が重くなって考えるだけで疲れてしまう。
やがて、緊張感の堤防が決壊して、抑えていた暑さや疲れの波があふれ出てきてしまう。そうなったら最後、雲一つ描く力さえも奪われてしまうのだ。


ここ最近自分を疲れさせていたのはたかがそんなことだった。
結局、夏バテなんてない。そんなものは自分への言い訳にすぎない。


さて、残るは40号1枚である。山頂までもうひとふんばりだ。□