今日のカレー

 

四天王寺前夕陽ヶ丘 虹の仏 チキンカレープレート ¥1100(7点)

 

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四天王寺夕陽丘駅。

長い名前の駅である。
北は谷町4丁目、6丁目、9丁目。南は天王寺。と極めてシンプルな駅名の間に、この長い駅名。なんで「四天王寺前」でもなく「夕陽ケ丘」でもなく、四天王寺前夕陽ケ丘。なのか。

前置きが長くなったが、カレーである。
駅からわずか徒歩一分という距離にある有名店である。入口が東側と西側にあってどちからかも入れる。

店内に入るとなかなかの広さ。テーブル席が4つほどと7名がけのカウンターがある。

 

「すみません、今ごはんを炊いているので20分ほどお時間かかりますがよろしいでしょうか」

 

店員は女性一人。入店そうそう待ち時間を宣告されたが歯牙にもかけない。
美味いカレーというのは待たせるものである。
そこそこ遅い夜の時間だったので行列ができるでもなく、続々と客が入ってくるでもなくゆったりまったりとしていた。

予告通り20分でチキンカレープレートが現れた。

 

「混ぜてお召し上がりください」

 

そのまま食べてもきっとおいしいのだろうけど、スパイスを自分で混ぜて作る気持ちも味わえるということだろうか。いわれるがままに全部混ぜ込んでいただいた。

辛い。一口目から辛い。
だが辛さが蓄積することはない。最後までずっと同じ心地よい辛さが続いた。
そして、なかなかの重さもある。もう一歩調合を間違えたら重すぎて食べきれないくらいの絶妙な重さ加減だ。多くの素材が混ぜ込まれていてチキンカレーと言えどもとても多様で多面的なカレーであった。

 

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店内には巨大な仏像の頭も。
どうして「虹の仏」なのかは聞きそびれた。また次回かな。□