ナポリタンが自慢だ。
初めて作ったとき、素直に「うまいじゃん!」と感動した。
特別なことはなにもしていない。
玉ねぎとピーマンとベーコンをバターで炒めて、トマトケチャップで味付けをする。そして粉チーズを雪のようにかける。それだけである。
それでも抜群に美味い。
きっと誰が作ってもそこそこに美味くできるのだろう。
料理を楽しむことも、やっぱり成功体験なのだろう。しかも、たいした努力も手間もかけずに、それっぽいものができて「俺って天才?」と自惚れてしまうような体験をすることが、重要だ。
それによって、また次も作ってみよう!という気持ちになるのである。
ぼくのナポリタンは、さらに進化する。□