新しいビジネスかばんを買う。
かばんのユースケースは主に3つである。
1.仕事
2.帰省
3.旅行
なるべくすべてを兼ねて使えるものを選ぼうと思っていた。
1は、PCやノート、筆記具を入れるくらいで最も荷物が少なく、すぐに選ぶことができるのだけど、2、3となるにつれて荷物が増え、収納するのが難しくなる。
3の旅行をしたとき、着替えといった荷物を宿においておけるのであれば、1つにまとめることにこだわらなくてもいい。
2つに分けて持っていけばいい。それならば、かばんを選ぶのも容易だ。
だが一番難しいのは、荷物をもったまま、かなりの距離を歩くなりして宿に向かうような旅行の場合だ。
例えば黒部・立山のような旅行のとき、黒部ダムから入って山を横断して反対側の立山で宿泊するような場合だ。
どうしても着替えなども持ったまま歩き抜ける必要がある。
このとき、荷物が2つ、3つに分かれていては、歩くのがとても大変である。
結果として、このようなケースは最早「登山」であり、ビジネスかばんでは対応ができない。
登山用のリュックを買わなくてはならない。という結論である。
かばんを1つに集約するという野望はここでついえた。
ここで、かばんというものは、いろいろな利用シーンを想定して作り分けられていて、1つでまとめられなかったから、派生したのだな、と気づいた。
なんとなくかっこいいから。とかではなくて、いろいろな人がいろいろな利用シーンから、こういうかばんがほしい。という要望が出て、1つにしようとしてみたり、別れてみたり、を繰り返して今のような形になったのだろうね。
結局、1つにまとめられるようなかばんは手に入らなかったのだが、極力まとめられそうなものを選んだ。
いろいろ考えて、調べて、いいものを手に入れる。
お買いものっていうのも、なかなか楽しいものだ。□