そして、伝わらない。

 

まず、伝えたいのか。

そして、伝えたいのであれば、

準備をして伝える努力をする。

 

というのが「伝える」という行為の一般的な流れだけど、

 

「けっきょく、なにも伝わらない」というのが自分の最終結論。

 

伝える側が、努力や工夫をすることで、

ある程度は、伝わるのかとは思います。

でも、実際に伝わるのは、一部だけ、

聞く側にとって聞きたいところだけです。

さらに聞きたいように聞くので、

聞く側に曲解もされたりして、歪んで伝わったりもする。

 

自分はこれだけ努力や工夫を重ねたのだから、全て伝わったはずだ。

なんていう「期待」はすべて捨てた方がいい。

一部だけでも伝わったという期待すらも捨てた方がいい。

 

けっきょく「なにも伝わらない」と考えて置くのが一番平和である。

 

まずは「絶対に、伝わらない」という現実を受け入れる。

「伝わるはずだ」という期待を捨て去る。

その前提で、

「それでも、同じことを言い続ける。伝え続ける」

 

それぐらいでちょうどよいのではないか。□