M-1グランプリ2008

個人的には今年は「チャンピオンなし」です。


わからない。どこがおもしろかったのかが。


お笑いもラーメンのようなものなのか?
ラーメンはたとえ友人が絶賛したとしても、自分の口には全く合わなかったりする。
自分にとって1番であっても必ずしも世界一ではない。


笑いにも人それぞれツボがあるから、といえばそれまでだが、今回のM-1は自分にとっての笑いのツボをかすりもしなかった。これほどまでにかすらなかったのは初めてである。


強いてあげれば、昨年同様またも敗者復活の「オードリー」が一番見られたが、サンドイッチマンほどの強烈な印象は残っていない。


昨年も書いたけど、なんで敗者復活メンバーがあれほどにおもしろいのか?
4000組以上もいる中にもっと面白い人が埋もれているのではないか?
そういう実力のある人が埋もれ、ただのコネだけでいつものメンバーが決勝に残る。
そんな不条理な仕組みに思えてならない。
NHKオンエアバトルみたいに100%視聴者投票にすればいいのに。


冷たいことを書くようだが、この世界に「情」などなくていい。
長々と居座っている重鎮はこれから上って来る後輩に席を譲るべきではないのか。


本当におもしろいかどうか。結局僕らが見たいのはただそれだけなのである。□