酷評

個人的に屈指の物語が2冊、ある。


はてしない物語チョコレート工場の秘密の2冊。


今後これを超える物語はそう易々と出現しえない。はずだ。


それを前提として。映画「チャーリーとチョコレート工場」を見た。
チョコレート工場の秘密」を原作としている。らしい。


すまん。
ティムバートンを贔屓にしている俺ですらこれは許せなかった。
一体これのどこが「チョコレート工場の秘密」だと言うのだろうか.....?


「チョコレートがまずそう」


それにつきる。


ロアルド・ダールが描いた「チョコレートが大好きな子供たちに夢を与える天才ワンカ氏」は、ティム・バートンによって「家族愛にコンプレックスをもつ変態ワンカ氏」にゆがめられた。そんなものはみたくねえんだ、コノヤロウ。さらにへんな設定でゆがめられたキャスト・映像が、原作を読むときの邪魔をする始末だ。どうしてくれるんだ、コノヤロウ。怒り爆発。


やっぱり優れた物語を映像化してはいけない。


さわらずにしずかにしておいたほうがいい。


これから見ようと思っている人は気をつけてね。原作だけ読むのが吉です。個人的に。□