描くことに疲れたら、気晴らしにまた描く。
そんな毎日です。
気晴らし目的で始めた日本画教室ですが、だんだんとおもしろくなってきております。
木製のパネルに日本画専用の紙(ドーサ引き雲肌麻紙)を貼り付けたり、カーボン紙(念紙)を作ったりと、次第に洋画と違うフィールドに入ってきて、これがなかなかエキサイティング。
先日、先生に教えられた日本画材一式を買いに行ってきた。
先生にもらった画材のリストは入門者だからといって軽んじたようなものは一切なく、本人の経験に基づいた、入門から先もしっかり見据えた必須の画材リストであった。そういう指導の仕方がちょっと硬派で好きだった。
日本画材専門店に足を踏み入れると、瓶に詰められた顔料が壁一面をびっしりと埋め尽くしている。その様はなつかしの理科室の準備室を彷彿とさせた。
この無数の瓶の中から必要な絵の具20種類を、店員に根堀り葉堀り聞きまくりながら、2時間ほど店内を行ったりきたりしてようやく購入。
これから始まるコアな世界の予感。ぞくぞくするぜー。
新しいことを始めるというのは本当に楽しい。いつまで続けられるのかはわからないが。
でもこれだけ画材を揃えてしまったら、気晴らしとはいえ、もう後には引けない気もしているけど。□