京都ISETANの美術館えきにて、
安西水丸展が開催中です。
安西水丸氏は、漫画、小説、絵本、エッセイ、
イラスト等、1970年代から多方面で広く活動
してきたイラストレーターです。
僕は現在のアトリエに来る前、3年間ほど、
京都のイラストレーション学校に通っていたの
ですが、そのころ安西水丸先生には絵を見て
いただいていたのでした。
「君は早く歳をとったほうがいい」
なかなか難しいアドバイスを沢山いただいた
当時の楽しい思い出を偲びながら、
充実した多くの展示作品を見学してきました。
親友の村上春樹氏が安西水丸先生との思い出に
ついて寄稿したパネルが展示されていました。
「ほかの誰をもってしても代わりを
つとめることができない。
もうここには居ないと分かっていても
僕らはつい彼の姿を求めて周りを
見渡してしまう。」
切なさと憧れが交錯する素敵な展覧会でした。
安西水丸先生、僕はまだなんとか描いています。
ご指導どうもありがとうございました。□