なるべく、依存しない。
それを心に決めている。
最後の最後は全部自分でやる。いつもそういう気持ちでいる。
でも、世の中の全てを一人でやるのは無理だ。だから「なるべく」である。
ただ、家の中のことの多くは、依存しないと決めている。
こうしといて。ああしといて。どうしてやっておいてくれなかった。
そういう声がでるのは、最後に相手に依存しているからだ。
最初から依存しないと決めていたら、できていなくても裏切られたような気持ちも無く「さあ、やるか」と静かに自分がハンドルをにぎることができる。
だけど、ひとつ気をつけなくてはならないのは、たとえ全てを依存しないとしていても、自分が良いと思う仕事の質と、相手が良いと思う仕事の質に、差異があるのは避けられない。
そんなときは、気付いた方が、黙って静かに自分の期待に合うように直しておいたらいい。それだけである。
依存をしない。そして気付いたことは気付いた方が静かにこなす。
これこそが世界の平和の根源なのではないか。□