朝ドラ「らんまん」を見終えて。

 

NHK朝ドラ「らんまん」の最終週が、心に沁みわたる。

 

力を合わせて生き抜いてきた人々が積み重ねてきたものが、
大きな実りとなって戻ってくる清々しさや誇らしさと、
残された時間が見えてくる寂しさや悲しさ切なさが混ざった気持ち。

 

映画「ビューティフルマインド」でも同じような体験をした。

かなり前に観た映画なのに、今でも鮮明に覚えているのは、
あのころの自分の中に、劇中のナッシュ教授の姿に圧倒的な憧れが焼き付いたのだろう。
映画の中のナッシュ教授自身にも、若き頃に憧れた自分と、研究を重ねてきた振り返る自分が描かれていた。

それが沁みわたるのは、人間として誰もが、心の奥深くでずっと考え続けていることだからだろう。□