今年もヒデミスが発表された。
「このミステリーがすごい2024」も発売された。
ミステリファンにはたまらない季節だ。
ミステリーを読みたい。
浴びるほど読みたい。
深夜にウイスキーをちびちびとやりながら、
お気に入りの作品を手に取り、
結末の真相への期待を膨らませながら、
その世界に深く没頭したい。
ヒデミスは、未だ知らぬミステリの傑作をしる機会であることに加え、小島秀夫監督がどんな本を読んできたのか知りたいという好奇心もある。
が、それ以前に思うのは、人に薦められるほど多くのミステリを読んでいるということが、羨ましい。小島監督は、いわゆるミステリのソムリエである。
自分も何かのソムリエになりたい。
「おいしいお店を教えて」
「おもしろい映画を教えて」
「おもしろいミステリを教えて」
「おすすめの京都の名所を教えて」
「おすすめの美術館を教えて」
....なんていうリクエストに「ああ、それはね」と、脳に蓄積された情報を紐解いて、聞いた人にベストなソリューションを提案できるようなソムリエになってみたい。
ミステリソムリエになることは、難しい。
そろそろもやテン2023を発表する時期だけど、今年もあまり読めてない。
「鵺の碑」も止まってしまっているし。。
ソムリエになるのは後でもいいから、まずは良いミステリに出会いたい。□