年賀状について。今年も書きます。
ハガキの値上げも受けて、更にやめる人が増えている。
「SNSのこの時代に、未だのろしをあげるのかお前は」と言われかねない。
でも、続けたいのである。手書きの文字が好きだからな。
「来年からSNSでお願いします」と、これが最後と思われる年賀状にアカウントが書いてあるけど、なにか、しっくりこない。SNSやってもいいけど、年賀状のついでになら。という気持ちなのである。
そもそも、別に年中連絡を取りたいわけでもなく、ちょっと遠くにいる。という感じの懐かしい友人を、1年に1回だけ「おめでとう」というメッセージを送るためだけに友達登録をすることが、なんだか気持ち悪いのである。
考えてみると自分が年賀状を書いている知人友人は大きく分けて2つに分類されるような気がする。
ひとことで言えば、個人か、団体か。である。
例えば、職場の同期という存在は、個人と言うより「みんなで」という塊でのつきあいが多かったので、そのうちの1名から、来年からはSNSで!と言われることに違和感を感じてしまう。
上記の通り、1年に1回の「おめでとう」のために、友達登録することになにかしらの抵抗感を感じてしまうのである。グループを作って、全員が一斉にSNSに移るというのであれば、違和感なくSNSに移れたのかもしれない。
対し、個人としてのつきあいがある知人友人については、SNSにします。と言われても、違和感はない。そもそもそんな話がでるまえからSNSでもつながりがあったりして、年賀状をやめませんかという提案も、まあそれならSNSにしましょう。と受け入れやすいのである。
そう考えていくと、自分もアナログからデジタルへの移行も、条件次第では、OKなのだということである。
まあ、それでも基本、挨拶という用途でのSNSは、年賀状の下位互換なんです。自分にとっては。
最後のひとりになるまで、年賀状は続けると思います。□