当たり前だけど、月末というものは毎月必ずやってくる。
ぶっちゃけてしまえば、たんに31日が1日に切り替わるだけなのである。
10月が11月に切り替わるのだって、12月が1月に切り替わるのだって、変わりはしない。
...........なんてことを考えてみる。
だけど、やっぱりそうではない。
年末というのは、12回分の月末を積み重ねているのです。
毎月の月末を「晦日」と呼び、12月の月末を「大晦日」と呼びます。
毎月の月末をまたぐときに、ぼくらは、無意識にも、前月の仕事のしがらみや、穢れやらを小さくリセットして、なるべくまっさらな状態になって次の月に臨んでいるのです。
それでもリセットできず、積もり積み重なってきたしがらみや、穢れやらを完全に全てまっさらにリセットできる年1回のチャンス。それが12月の大晦日なのだと言えます。いわば、大晦日ってのは心の源泉徴収なのではないか。（サラリーマン語録）
それぞれ、この日に来るまでにたいへんな毎日を送ってきているのだとお察しします。
かくいう僕も、毎日息継ぎなしで25メートルを泳ぎ続けるような日々でした。
25メートル地点にたどり着き、深く深呼吸をする。次に息継ぎできるのはまた次の25メートル地点。おぼれかけながらもなんとか進んでいくのです。ようやく息継ぎできてもすぐに次の25メートルが始まる。そんな繰り返しです。
ようやくたどり着いたこの年末にすべての疲れをとって、僕らはまた次の年の息継ぎなしのレースに臨むのです。
恒例のもやテン2019は、総合結果として下記のようなベスト10となりました。
熱海秘宝館とかブルーピリオドとか、まだ語れてなかったことは改めて2020年のブログで書いていきたいと思います。
やっぱり年末というものは、ほっとします。
日本国民が全員魂を休める時間なのですね。
冬休みはSWITCHで脳トレして、本を2冊読んで、餅をたくさん食べます。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。ゴーン。□
