今年も「流行語大賞」が決定される時期になってきた。
毎年のことだが、エントリーされているキーワードのうち、わかるのは1/3くらい。
残りは聞いたこともないような言葉が並ぶ。TikTokとかYouTubeは熱心に見るわけではないからよくわからない。
個人の生き方が多様化しているから、かつてより多くのことばが生まれる反面、国民全員の耳に馴染む言葉は少なくなっているのかもしれない。
岸田首相をなじった「増税メガネ」が、エントリーからはずれたと話題だった。
小学生が担任の先生につけるあだ名のようで、個人的には面白がっていたのだが、エントリーから漏れたのは中傷するような言葉を避けたからだろうか。
そんな壁取っ払って、「おもしろければ無礼講」のように、フィルターをゆるくしてもよいのではないか。
WBC優勝に盛り上がった一年だったが、ラグビーW杯フランス大会は予選敗退の結果となったからか、エントリーされることばがなかった。
前大会の盛り上がりのせいで期待値を上げすぎたのかもしれないが、健闘した選手たちへの敬意もこめて、1つくらいエントリーワードはあってもよかったのではないか。
11月のエントリーのキーワード発表後、大谷翔平選手の大リーグMVPが決定した際に飛び出した「大谷の犬」は「憧れるのをやめましょう」よりもキレがあるように思う。
毎年のことだが、11月〜12月のエントリーが、翌年に回されてしまうことに、なんとも違和感がある。仕方がないことだけど。
個人的には、昨年につづき大河ドラマ「どうする家康」が面白かったので「どうする?」とか「厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)」は、絶対に流行語間違いなしと思っていたのだが、エントリーすらされなかった。昨年の「鎌倉〜」くらい突き抜けないとエントリーはされないということだろうか。
さて、今年の大賞はいかに。
追伸....じゃなくてこれが本命(忘れてた笑)
自分の予想は、以下である。
・大賞=生成AI
・トップテン=アレ/X/推しの子/5類/スエコザサ/チャットGPT/藤井八冠/ペッパーミルパフォーマンス/闇バイト
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