声を出す

 

なんだか絶好調だぜ!

 

......なんて日がある。

そんな日は朝から晩まで疲れもせず、集中力も途切れない。
自分でも、不思議で不気味に感じるほどに、追い風なのである。
翌日も同じ調子で。と願うのだが、なかなかそうもいかない。
なにか法則性があるのかなと思っていたが、その日については思い当たることがあった。

その日は朝から商品のデモンストレーションがあり、お客様への説明をしなくてはならなかった。
頭の回らない朝から説明するのは若干憂鬱ではあったが、なんとか無事に終えた。

それからである。絶好調がやってきたのは。

 

どうやら「声に出して話す」ということが脳を活性化させたようなのである。

 

振り替えれば絶不調という日は、特にだれと話すでもなく、延々と、悶々と一人で仕事をする日に多かったように思う。
声を出す。誰かと話す。ということはなかなか意外にも頭を起こしてくれるようだ。

そういえば最近はじめたswitchの「脳トレ」でも声を出して活字を読み上げる。というトレーニングがあった。科学的にも、声を出すことが脳に刺激与えることは証明されているようである。

以来、毎朝脳トレを欠かさないようにしている。

やっぱり、前に出る。積極的に話す。というのが仕事の鉄則なのかもしれないな。□