冷凍食品が美味い。
ちょっと割高である感じもするし、体に悪いのでは。なんていうひとむかし前の先入観があったりで、これまでほとんど手に取ることはなかった。
だが、テレワークが長引くうちに、日々昼食の準備をするのがなかなか難儀になってくる。
そもそも昼休みは45分しかない。
ウィンナーを焼いたり、パスタをゆでたりしていると、それだけで、昼休みの半分が消えてしまう。
調理後残された時間で、いっきに食べると、くつろぐ暇もなくまた仕事に戻らなくてはならない。
そんなこともあって、最近、少しずつ冷凍食品に手を出すようになった。
そして、驚くのである。
今どきの冷凍食品は、これほどまでに美味いのか、と。
パスタやら、うどんですら、調理した直後の状態で冷凍されているから、わずか数分レンジでチンするだけで、まるで飲食店で食べているかのような料理を楽しむことができてしまうのである。
先日、四川風汁なし担々麺をいただいてみたが、唐辛子と山椒がうみだす辛さはまさに四川風。容赦のない辛さは、かつて大連で食べた四川料理をそっくりそのまま思い出させるほどだった。
餃子の王将の鶏の唐揚げも美味い。肉厚でボリュームがあり、今揚げたかのようなうまさである。
長く続く籠城生活に、冷凍食品が彩りを与えてくれている。
冷凍食品って、こんなに進化していたのね。
コロナのおかげでこのうまさを発見できたといえば、少しはこのしんどい日々も報われるだろうか。
明日は、台湾まぜそばをいただいてみます。□